夏キャンプの必須アイテム【クーラーボックス】の選び方

夏キャンプももうすぐそこ!!
夏キャンプを楽しく快適に過ごすためのアイテムの1つ【クーラーボックス】。
自分のキャンプスタイルにマッチしたクーラーボックスをお持ちですか?
夏を乗り切るために保冷力の高いクーラーボックスの選び方、
保冷力を持続させるためのテクニックなどを解説します。
食材・飲み物の保管に欠かせないクーラーボックス。
いざ購入しようとしても、サイズや形状・材質が多く、選ぶのに一苦労・・・
そんなわかりづらいクーラーボックス選びを「保冷力」視点で解説します。
保冷力はどれくらい必要か?
保冷力の判断基準はキャンプに行く人数、主な使用日数、サイズの3点です。
クーラーボックスのカタログに書いてある項目に「保冷日数」というのがあります。
クーラーボックスの保冷力を示す指標となる日数ですが、
「20℃前後の室温でクーラーボックス内に入れた氷が、溶けきっていない状態で残っている日数」のこと。
あくまで基準値の為、1泊がメインのキャンパーさんは保冷日数2~3日のモノ、
2泊がメインのキャンパーさんは保冷日数4~5日のモノを選ぶのがよいと思います。
クーラーボックスの種類
クーラーボックスには大きく分けて、ハードクーラーとソフトクーラーがあります。
ハードクーラーは保冷力が高く、容量もたくさん入るタイプのモノも多いです。
主に、メインクーラーボックスとして利用されます。
出典:A&F Corporation
ソフトクーラーは保冷力はハードクーラーに劣りますが、使用後はコンパクトに折りたためるのが利点です。
サブクーラーとして使用される方が多いです。
出典:A&F Corporation
クーラーボックスの選び方
では、クーラーボックスの上手な選び方を解説していきます。
クーラーボックスの種類を決める
ハードタイプなのかソフトタイプなのかを決めましょう。
積載に余裕があるファミリーにはハードタイプをオススメします。
ハードタイプは保冷力がソフトタイプに比べて高い為です。
ただ、ソフトタイプであっても保冷力をキープさせるテクニックや技があるので、
積載に不安があったり、予算的な部分があったりする方はソフトタイプでもOKです!!
保冷力キープのテクニック、技に関しては後程解説します。
我が家はハードタイプとソフトタイプ、両方とも使っています。
必要なサイズを決める
クーラーボックスの保冷に関して、ボックス内がスカスカだと保冷力は下がります。
その為、大きいからOKという単純な理由でサイズを選ぶのは御法度です。
普段どれくらいの量の食材や、飲み物をキャンプに持って行くかを把握し、サイズを選ぶようにしましょう。
一般的には4人家族で1泊キャンプでは、30L〜50Lで選ぶのが良いと言われています。
2泊以上が多ければ、プラスソフトタイプのクーラーボックスを追加すれば大丈夫です。
ちなみに我が家は4人家族。ハードは30Lの物を利用し、食材のみ入れ、飲み物関係はソフトクーラー(39L)を使用しています。
キャンプの時は食材よりも飲み物が多い我が家、開閉が多い飲み物はソフトクーラーに全てまとめて入れています。
保冷日数を確認する
クーラーボックスのカタログにはだいたい「保冷日数」という項目があります。
前述にもある通り、自分のスタイルには何日のタイプのモノがよいのかを判断し、見合った日数のモノを選ぶようにしましょう。
クーラーボックス比べてみました
それぞれのメーカーのクーラーボックスを比較してみました。
イエティ タンドラ | コールマン スチールベルトクーラー | ダイワ プロバイザー | スノーピーク ソフトクーラー | ロゴス ハイパー氷点下クーラー | |
サイズ(cm) | 53.3×40.6×39.4cm | 60×42×41cm | 36×57.5×32.5 cm | 34.3×24.1×22.9 cm | 39×30×29cm |
重量(kg) | 8Kg | 7.5kg | 4.5kg | 0.82kg | 1.5kg |
容量(L) | 27L | 51L | 27L | 18L | 20L |
主な特徴 | 蓋とボディが1ピース構造になっており、これにより保冷力は最高レベル。 ただ、大きくて重たいのも事実。 | 通称「スチベル」。 2Lペットボトルも縦に入れることのできる大容量の51L。 これ、1つで1泊2日のファミキャンは可能。 | 両開きの蓋を兼ね備えたクーラー。 釣り具メーカーのクーラーのため、保冷力も高い。 | 保冷力の高い、ソフトクーラー。 軽量断熱材が使われ、携行性と保冷力が両立されています。 | 保冷力が更に向上した新型ハイパークーラー!表面は太陽光を反射するメタルシルバーカラー。 ソフトクーラーの中でも保冷力最高クラス。 |
保冷力キープのコツ&テクニック
クーラーボックス内の保冷力をキープさせるためのコツやテクニックを紹介します。
アウトドア用保冷剤を使う
アウトドア用の保冷剤は通常の保冷剤と比べ保冷時間が長いので、
長時間冷たい温度をキープしてくれます。
オススメはロゴスの氷点下パック
表面温度-16℃。保冷能力は一般的なものと比べて8倍。
アウトドア用保冷剤を使用するようにしましょう!
もちろん、繰り返し使えます。
ちなみにボックス内へ氷を入れる場合もあると思いますが、その場合はロックタイプではなくプレートタイプ(板氷)を使用しましょう。
プレートタイプの方が溶けにくく保冷時間が長い為です。
直射日光に当てない
保冷力は直射日光によっても失われてしまいます。
クーラーボックスは、直射日光を避け、日陰に置くようにしましょう。
出典:コールマン
地面に直置きしない
また、保冷力は地面からの放射熱によっもて失われてしまいます。クーラーボックスは、じか置きせず、クーラーボックススタンドなどを利用し、地面から離して置きましょう。
出典:コールマン
食材なども保冷剤代わりに
食材や飲み物をあらかじめ冷やしたり凍らせることで、保冷剤の代わりになります。
食材自体を傷める心配もなくなり、一石二鳥です。
凍らせても大丈夫な食材や飲み物は凍らせて持参しましょう。
出典:九州肉屋.jp
蓋の開閉は最小限に
保冷力が失われる一番の原因はボックス内への外気温の浸入です。必要以上に開閉しないことがポイントです。
その為、我が家は開閉の多いドリンク類は飲み物類専用のクーラーボックスを用意しているというわけです。
まとめ
クーラーボックスはホントにたくさんの種類があります。
驚く程高価なものからお手頃価格の物までピンキリです。
価格差の最大の違いは【保冷力】です。
高価なクーラーボックスはとてつもなく保冷力が高いです。
お手頃価格のモノはそれなりです。
保冷力を高めたり、キープしたりするテクニックや技も紹介しました。
それらを念頭に置きながら、自分のキャンプスタイルにマッチしたクーラーボックス選び、【保冷力】というキーワードを参考にしながら選んでいきましょう!
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