薪ストーブキャンプを始めたい方必見!!簡単、テント内への【薪ストーブ】設置方法

      2017/04/18

冬キャンプで憧れるスタイルの1つ、薪ストーブキャンプ。
薪ストーブをテント内に設置する方法はいくつかありますが、
使用上の注意点を含め、ベーシックかつ簡単な設置方法を画像を交えて解説していきます。




薪ストーブを利用するにあたり注意する点

まず最初にテント内で薪ストーブを利用することに関してですが、
薪ストーブはもともと屋内で使用することを目的として作られています。
幕内使用に関しては、どんなことが起ころうとも自己責任となります。
アウトドアでは自然と向き合うため、時に想定外なことも起きます。
強風による煙突の倒壊、テントの火災、やけどetcの可能性も充分に考えられます。
充分に注意して使用するようにしてください。
新品の薪ストーブは幕内使用の前に野外で一度、火入れしましょう!
薪ストーブ本体の底面に砂もしくは炭どこやロストルを用意し、底面を焼けから守りましょう!
またテント内で使用する場合、一酸化炭素警報器は必須となります。
お忘れなく!!

薪ストーブ設置の際、用意するもの

薪ストーブ設営のための準備として必要な道具はこちらになります。

・薪ストーブ本体 ・煙突457mm×1本 ・煙突914mm×2本 ・エビ曲り90°×1本 ・煙突T笠×1本 ・幕除け ・ペグ×6
本 ・ガイロープ×3本 ・2つ割金具×1個・カラビナ×1

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幕除けに関しては、使用している薪ストーブやテントより様々。
ほとんどの方が自作されています。
僕は傘立ての一部を利用して幕除けとして使用します。若干の加工が必要となりますが・・・

幕除け(煙突ガード)について

幕除け部分の煙突にロックウールやグラスウールを巻いている方を見かけます。
煙突部分は稼働時、かなり温度が上がるため幕の保護も考えて使われていると思うのですが、個人的にはとてももったいないと思うのでオススメしません。

何がもったいないのか?

薪ストーブは本体の熱のみで室内を暖めるのではなく、煙突の熱も利用して室内を暖めます。(煙突のドラフト)
その効果は薪ストーブ本体以上の効果があると言われているのです。
その為、ロックウールやグラスウールを巻くことでせっかくの熱源を抑えてしまうという逆効果になってしまうからです。
また、ロックウールやグラスウールは高価なものなので、お財布にも優しくありません。
そこにかけるお金をしっかりとした幕除けを作るもしくは、煙突ガードに資金をまわしてみてはいかがでしょうか?
僕は市販の傘立てに金具を使い、煙突ガードのような使い方をしています。

設置方法

それでは、薪ストーブの設置を順を追って説明してきます。

薪ストーブをテント内に配置する

まず、薪ストーブをテント内に配置します。薪ストーブ本体は非常に熱くなりますので、幕からある程度の距離をとりましょう。

457mm煙突をつなぐ

薪ストーブ本体と短いサイズ(457mm煙突)をつなぎます。
薪ストーブ本体とテントの距離に注意!!
457mm煙突の中心部分がテント部分にくるように設置しましょう。

幕除けの設置

457mm煙突をつないだら幕除けを設置します。この時、薪ストーブ本体の位置を再度確認(幕体との距離も含む)し、微調整していきましょう。
画像の距離を見て幕体との距離が気になる方は、600mmサイズの煙突もありますのでそちら長さを選びましょう。
この後、煙突を固定し、つなぎ合わせていく作業となります。そうなると薪ストーブの位置をずらすことができません。
しっかりと位置確認しておきましょう!!

煙突を固定する

エビ曲り90°を取り付け、エビ曲り90°を支えるため煙突支えを取り付けます。
煙突支えには専用の煙突支えを使うやり方や、パイルドライバーを使う方法などたくさんのアイデアがありますが、今回はスノーピークのソリッドステークと言うペグを3本使って代用します。
このような形で煙突を支えます。
煙突ガードの下に写真のようにセットします。
今回は30cmのソリッドステークを使用しましたが、薪ストーブの脚の高さに合わせてソリッドステークの長さを決めましょう。


煙突をたてにつなげる

煙突の足元をしっかりと固定したら914mm煙突を2本つなげます。
基本的に煙突の縦横比は2:1以上にしてください。2:1以下だと燃焼効率が悪くなり煙突から煙が逆流する恐れがあります。

煙突をガイロープを使用して固定します

縦につないだ2本の914mm煙突のつなぎ目に2つ割金具を固定します。その2つ割金具にカラビナをつけてカラビナにガイロープを3本結んで、それをそれぞれ煙突を正面にして左右・手前の3か所へペグダウンします。


煙突トップにT笠煙突を取り付ける

最後に煙突トップにT笠煙突を取り付け、設置完了です。
薪ストーブの火入れの前に、薪ストーブ本体を幕内の設置したい場所に配置し、幕体と薪ストーブの距離に注意を払い(この時、幕体のスカート部分を固定できるのであればペグダウンするなどして固定しましょう)、煙突支えでしっかりと固定し、煙突が倒れないように3か所をしっかりとガイロープにて固定出来ているか確認しましょう。

火起こし〜上手な燃焼方法

設置も終わったので、いよいよ薪ストーブを稼働させていきましょう。
と、その前に、ここで1つ注意点!!
新品の薪ストーブは表面に、塗装が施してあります。その為、初火入れの場合は幕内ではなく、野外で稼働させ表面の塗装を焼ききる必要があります。
これを行わずに幕内で火入れすると、嫌な臭いと同時に煙が発生します。
必ず、一度野外で表面塗装を焼ききりましょう!!では、いよいよ火入れをしていきましょう。
焚き火の種火を起こすのと同じ要領です。着火剤などを使い火を起こし徐々に太い薪を投入していきましょう。
生木を使うと不完全燃焼になり、ヤニが出て、煙突の詰まりや煙の逆流の原因にもなります。
しっかりと乾燥した薪をつかいましょう!
また、薪の種類ですが、焚き付け用には火付きがよく燃えやすい『針葉樹』を
火が安定してきたら火持ちが良く、ヤニや煙の少ない『広葉樹』を使いましょう!!
この薪の種類の使い分けがとても大事ですよ!!

薪ストーブと一緒に揃えたいギア

薪ストーブキャンプをするにあたり、持っておくととても便利なギアがある。
それは、一酸化炭素警報機は言うまでもなく・・・

水分チェッカー・・・薪の乾燥具合を調べる器具。BESTな状態の薪を選ぶ器具(生木の不完全燃焼による、煙の逆流を防ぐ)
薪ばさみ(火ばさみ)・・・薪ストーブ内の薪をイジるのに使う
手斧・・・薪を小割りにする
火吹き棒(ファイヤーブラスター)・・・人為的に風を送り込み、薪の燃焼を促進する
耐熱用グローブ・・・火傷防止や汚れ防止など様々に役立つ
薪ストーブ用温度計・・・薪ストーブの温度を確認するためのモノ。
煙突ブラシ・・・煙突内に固まったヤニや灰のカスの掃除
シャベル・・・薪ストーブ本体に残ってしまった灰の処理などに重宝

などは、一緒に揃えておきたいギアです。

薪ストーブのメンテナンス

シーズン中のメンテナンスやシーズン終了後のメンテナンス、シーズンインする前の準備などを紹介します。

のぞき窓の掃除

シーズン中、もっともメンテナンスする箇所と言えばおそらく『のぞき窓』ではないでしょうか。
使用するにあたり、窓が煤で汚れるなどで黒くなり炎が見えづらくなったりします。
薪ストーブの魅力の1つの、炎のゆらめき。
それが見えなくなってはテンションも下がってしまいます。
では、煤でよごれたのぞき窓、どのようにすれば綺麗になるのでしょうか??
実はとっても簡単です。
用意するものは、使い古した雑巾やタオルと少量の水だけ。
雑巾に水を少量含ませ、薪ストーブ内にある灰をくっつけそれで窓を拭くだけです。
あっという間に煤汚れが綺麗なります。



煙突の掃除

煙突の掃除には煙突用の煙突ブラシを使い、煙突内部の汚れを取る方法と、煙突を炙って内部の汚れを焼き切るパターンがあります。
ブラシを使う方をオススメします。

まとめ

薪ストーブキャンプと言うと、玄人向けのキャンプかと思われている方も多いかと思います。
それは、やはり危ないんじゃないかとか、素人には無理なんじゃないかとかという理由が一番多いのではないかと思っています。
が、僕自身、冬キャンプの最初の暖房として選んだのは他ならぬ【薪ストーブ】でした。
ここに書かれている基本的なこと(危険・リスク・知識)を知ってもらい、先輩ブロガーさんの薪ストーブキャンプの記事を読み漁っていけばそんなに難しいものではありません。
大変なのは薪ストーブ用の薪を用意する資金力(笑)
石油ストーブ等よりも圧倒的にお金がかかります・・・
僕は、自宅近くの造園さんから薪を無料でもらっています。みなさんのご自宅の近くでもきっと格安もしくは無料で譲ってもらえる場所はあると思いますので、まずは薪の確保から始めてみてはいかがでしょうか??(笑)
チャレンジしてみたいけど不安という方、まだ疑問点があるという方、僕でよろしければ可能な範囲でお答えいたします。
コメントでもお問合せでも結構ですので、ご質問くださいm(__)m

薪ストーブのある暮らし、満喫しましょう♪

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